グロービス「マーケティング・経営戦略基礎」講座、前半戦のラストを飾るDAY3!
今回のテーマは、日本の鉄鋼業界の再編という、まさに「ど真ん中」の経営戦略!
- セッションA:総合演習、全社戦略(資源配分、事業拡大と多角化、経営資源の補完、シナジー)(前半) ケース:日本の鉄鋼業界の再編(1999年~)
- セッションB:総合演習、全社戦略(ドメイン、資源配分、事業拡大と多角化、経営資源の補完)(後半) ケース:日本の鉄鋼業界の再編(1999年~)、日本の鉄鋼業界の再編(2015年)
これまでのDAY1、DAY2で学んだ、経営戦略の知識・スキルを総動員する時が来ました!
講師も warning!過去最高のヘビー回!
DAY2の終わりから、講師に「DAY3は過去最高のヘビー回になるから、覚悟して臨むように!」と釘を刺されていた今回のDAY3。
よりによって、私は予定があり、通常より一週間早い振り替え講座を受けることに…。
つまり、二週間あった準備期間が一週間に短縮!
DAY2の振り返りも後回しにして、DAY3の課題に全力投球することになりました。
鉄鋼業界の荒波に揉まれる!
今回の課題は、
- 川崎製鉄と合併する前のNKKが抱えていた課題とは?
- もし自分が経営者なら、川崎製鉄との事業統合を決定するか?その理由は?
- JFEホールディングスの事業への、今後の資源配分の方針について、あなたはどう考える?
…ヘビーです。DAY1、DAY2と違い、頭の中に「なんとなくの答え」すら浮かんでこない難問続き。
20ページに及ぶ資料を読み込み、慣れない鉄鋼の製造プロセスを理解するだけでも一苦労。
しかし、この課題に取り組む中で、これまで「ふ~ん」程度にしか思っていなかった、日本製鉄によるUSスチール買収のニュースに、俄然興味が湧いてきた自分がいました。
学んだフレームワークを総動員!
DAY1、DAY2と同様、まずは学んだフレームワークを駆使して、市場分析と業界KSF(成功のカギ)を特定します。
PEST分析や5フォース分析の使い方は、だいぶ慣れてきた…かな?
今回の反省点は、「どの業界を分析するのか?」という視点がぼやけていたこと。
分析対象とする業界を、もっと明確に絞り込むべきでした。
そして、今回も重要なのはコスト分析!
鉄鋼業界特有のインフラ構造を理解し、いかにコストを削減するかが重要になります。
多様な戦略オプションを評価する
次に、業界KSFをもとに、様々な戦略オプションを評価していきます。
経営資源を補完する方法も多種多様で、非常に勉強になりました。
普段の業務では、なかなかここまで深く考えることはありません。
企業の経営層は、常にこのような難題に頭を悩ませているのか…と、改めて実感しました。
BCGマトリクスで、事業の未来を考える
各事業への資源配分については、BCG-PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)を学びました。
JFEホールディングスの今後の資源配分について、グループ内で意見が分かれたのも面白い発見でした。
次なる戦場へ!
怒涛の勢いで駆け抜けたDAY3。
ホッと一息つく間もなく、次からは新しい領域、マーケティングがスタートします。
また予習動画を見なければ…。
でも、今回の学びをしっかり振り返り、次の戦いに備えたいと思います!
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参考資料・書籍
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