グロービス「マーケティング・経営戦略基礎」講座 DAY4 のレポートをお届けします!
DAY4 では、富士フイルム「チェキ」の復活を題材に、マーケティング戦略の基礎を学びました。
DAY3 までは経営戦略でしたが、後半2回はマーケティングの領域になります。(最後の1回は総合演習)
グロービスの本科では、経営戦略とマーケティングは別々の授業として行われるそうですが、この講座では全 6 回で両方を学ぶため、正直、脳みそフル回転で吸収するのが大変です!笑
DAY4 のお題
- セッション A:マーケティングプロセスの全体像、分析と立案のプロセス(前半)
ケース:富士フイルム「チェキ」の復活(A) - セッション B:マーケティングプロセスの全体像、分析と立案のプロセス(後半)
ケース:富士フイルム「チェキ」の復活(A)、富士フイルム「チェキ」の復活(B)
今回の事前課題は、
- チェキが売れなくなった要因の分析
- その後、日本国内市場でチェキの売上を拡大できた要因分析
講座のハイライト
何はともあれ、まずは環境分析から。
クロス SWOT 分析の使い方も実践的に学ぶことができました。
そして、ここからが比較的新しい領域。
セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、そして 4P。
懐かしい響きです。新卒採用のグループワークで「まずは 4P から考えよう」と言っていた人がいたのを思い出しました。
DAY3 まで経営戦略の頭になっていたので、マーケティングに入って最初は戸惑いましたが、先生曰く「経営戦略の方がやりやすい人もいれば、マーケティングの方が簡単という人もいる」とのこと。
マクロで見るか、ミクロで見るか、どちらがやりやすいかは人によって違うというのは、グループワークを見ていても確かにそう感じました。
特性って面白いですね。
80 年代生まれの私としては、今回の課題を通して、
- 父が持っていたフィルムカメラ
- 小学生の社会科見学で友達が持っていてびっくりした「写ルンです」
- 中学時代に行列に並んだプリント倶楽部
- 大学で初めて買ったデジカメ
- 画像の悪い初期の写メール
- 結婚式で使ったチェキ
など、写真にまつわる様々な思い出が蘇ってきて、とても面白かったです。
その裏では、チェキのように良い時も悪い時も経験しながら、その時々で顧客のニーズを捉え、効果的なアプローチを開発する人たちがいたのだと考えると、変化する市場環境の中で、柔軟な戦略を立てることの重要性を改めて感じました。
私も、現状に満足せず、常に変化に対応していかなければ!
今後の目標
DAY4 で学んだ知識を活かして、
- 自社の製品やサービスのマーケティング戦略を見直し、
- 顧客にとってより魅力的な価値を提供できるよう、
- マーケティング活動の効率を向上させるために、
積極的に取り組んでいきたいと思います。
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参考資料・書籍
『ストーリーで学ぶ戦略思考入門―――仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク』ダイヤモンド社
『[改訂3版]グロービスMBAマネジメント・ブック』ダイヤモンド社
『ストーリーで学ぶマーケティングの基本―――顧客視点で考える「買ってもらえる仕組み」の作り方(グロービスの実感するMBA)』ダイヤモンド社
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